取代のつぶやき3「ネット試験」

取代のつぶやき
この記事は約5分で読めます。

 

ネット試験

こんにちは、資格取代です。
今回は、私が受けたネット試験についてお話したいと思います。

 

申し込み〜当日受付

ネット試験とは、ざっくり言うとテストセンターのパソコンでインターネット接続して受ける試験のこと。

一般的な統一試験(年3回のペーパーテスト)と違い、受験可能日が圧倒的に多いです。

申し込んだテストセンターにもよりますが、ほぼ毎日ネット試験を実施しているところもあり、さらに最短で3日後から予約ができます。

もちろん、もっと後の予約もできますし、ご自身の都合に合わせやすいのが最大のメリットですよね。

基本的な受験料はどちらも同じですが、ネット試験では事務手数料550円がかかります

また、統一試験では筆記道具や受験票が必要ですが、ネット試験ではどちらも不要です。
正確には「不要」ではなく、持ち込み禁止です。

ネット試験の申し込み

当日受付

試験

結果画面

受付

解散

ネット試験は、上記のような流れなのですが、受付で受け取った筆記道具・計算用紙、そして本人確認用の身分証・電卓の4つを持って、試験を受ける部屋に入ります。

この4つ以外は持ち込みができませんので、テストセンターにもよると思いますが、私が受けたところでは受験者に1つロッカーが割り当てられていて、試験中は全てロッカーに預けました。

マイページのIDやパスワードを控えておく必要もないので、電卓さえ忘れなければ、この辺りは大丈夫です。

※私が受験した時期は、マスクも必要でした。

試験

試験時間、合格点ともに統一試験と同じです。

パソコンが並ぶ部屋に通されますが、それぞれパーテーションがついていて、色んな方が別の試験も受けているような感じでした。電卓の音やキーボードの音だけが響きますが、統一試験でもペンや電卓の音はすると思うので、その辺りは同条件かと思います。

 

試験開始のボタンを押すとすぐに試験が始まります。

画面下部に残り時間が出ているので、時計を見ながら残り時間を逆算する必要がないのが有り難いです。

 

勘定科目はプルダウン(第2・3問は問題によって空欄に勘定科目を打ち込む必要あり)、金額はテンキーで入力します。

操作に不安があっても、マウスと最低限のキーボードの入力ができれば大丈夫ですね。

勉強中はネット試験をあまりやっていなかったのですが、特に困ることなく入力できました。ネット試験だからといって問題が変わっているということもないので、いつも通りやれば問題ないと思います。

何なら書くより打ち込んだほうが早い方も多いと思うので、その点ではネット試験のほうが有利な方もいらっしゃいますよね。

試験と同じ形式で問題を解いていたときよりも、実際の試験のときのほうが少し時間に余裕があったように感じます。文字数が多い勘定科目もありますし、私は書くよりもプルダウンで選択したほうが早かったです。

1つ注意が必要な点と言えば、問題用紙がないので書き込めないことでしょうか。

私は家での勉強の際に、問題文のすぐ真横に仕訳を書いたり、略式の総勘定元帳を書いたりしていたので、少しだけ見づらさがありました。

 

解き終わったら、なるべく時間いっぱい使って見直しを繰り返すことをお勧めしますが、試験開始と同様に「試験終了ボタン」があり、早く解き終わればボタンを押して試験終了することもできます。

もちろん、時間が0:00になれば自動で試験が終了するのでご安心を。私は時間ギリギリまで解き直しをしていました。

 

終わるとすぐに試験結果が表示されます
本当にすぐに結果と点数が出るので、心の準備ができず、合格の実感がわきませんでした…

各問題の正誤までは確認できませんが、大問の配点は確認できますので、大体どの問題で点数を落としたのかは把握できますね。

試験会場にもよりますが、結果を印刷するボタンがあり、後ほど受付で印刷されたものを受け取りました。
以前の記事でお見せした試験結果はこの時受け取った印刷物です。

このあたりの操作方法は事前に受付で説明があったり、各席に説明用紙があると思うので、操作に不安がある方でも大丈夫だと思います。

 

試験後

上記の通り、試験結果が印刷されたものを受け取り、計算用紙・筆記道具を返却します。

試験結果も合否と大問の点数だけなので、試験後の見直しはできないものとお考えください

統一試験でも問題用紙などは回収されますし、各問題の正誤の有無について調べても出てこなかったので、おそらく試験形式に関わらず知ることが出来ないものだと思います。

自分が何で点数を落としたのか気になるところですが、これに関しては諦めるしかないですね…

私も試験を受けてから大分時間が経っているのですが、未だに自分が間違えた箇所が気になっています。

また、結果が印刷された紙にはQRコードがついており、デジタルの合格証を確認することができます。紙の合格証はもらえませんが、調べたところ各地商工会議所に問い合わせれば発行してもらえるそうです。(手数料はかかるそうです)

あっという間に結果が表示されるので、合格でも不合格でもすぐに実感が湧かないかもしれませんが、試験後に合否をドキドキしながら待つのが嫌な方はネット試験をお勧めします。最悪、落ちても3日後にまた受けることも可能ですから!

会場もご自宅に近い場所で受けることが出来ますし。

皆様の参考になりましたら幸いです。

コメント